プレーオフの顔ぶれが決まる3×3.EXE PREMIERの最終盤
5月18日に開幕した3×3.EXE PREMIER 2019のレギュラーラウンドは最終盤に差し掛かった。タイカンファレンスを除いて今週末のRound.8で、プレーオフの出場チームがほぼ出そろう。9月7日、8日の2日間にわたって開催される総合優勝を懸けたノックアウトトーナメントへの切符は以下のチームに与えられる。
■男子 PLAY OFF DAY2 各カンファレンス1位チーム+DAY1の上位4チーム<計16チーム>
■男子 PLAY OFF DAY1 各カンファレンス2位チーム+各カンファレンス3位の上位4チーム <計16チーム>
■女子 PLAY OFF レギュラーラウンド上位4チーム
すでに 女子はSEKAIE.EXEのプレーオフの出場が決まり、男子は12カンファレンスのうち、8カンファレンスでDAY2進出チームが決定。特に関東北カンファレンスのTACHIKAWA DICE.EXEに至っては開幕から7ラウンド連続優勝で全体1位の座を確保。次戦は前人未到の8連覇がかかることに加えて、TOTAL POINTSランキング3位のLuke Evans(#3)はその活躍次第で、得点王になる可能性も秘めている。これが叶えば実に3年連続の快挙だ。
一方でリーグ最激戦区の関東南カンファレンスでは1位から4位までがポイント差20にひしめく大混戦。TOKYO DIME.EXE、BEEFMAN.EXE、NATUREMADE.EXEにはプロサーキット出場経験者も多く、PRMIER制覇で得られるFIBA 3×3 Nanjing Mastersの出場権を獲るためにも、今ラウンドは絶対に負けられない。加えて、DAY1進出をかけた戦いもまた熾烈。地区2位だけでなく、3位の上位4チームにもその道が開かれる。なお最新の順位で、その4チームはKOKIRI.EXE、KOREA 3×3.EXE、BEEFMAN.EXE、GATORS.EXEとなっているが、KOKIRIとKOREA 3×3はすでにレギュラーラウンドが終了。9月1日にあるタイカンファレンスのRound.8が終わるまで、その顔ぶれは大きく変わりそうだ。
今ラウンド、国内決戦の舞台は大阪・ららぽーとEXPO CITYと、静岡・焼津漁港だ。チームによっては結果次第でここでシーズンが終了。先に進むチームもプレーオフの組み合わせをより有利にするためにも、決して消化試合とはならないだろう。とりわけUTSUNOMIYA BREX.EXEはLausanne Mastresに出場するため、今ラウンドは全員がTRプレイヤーだ。世界で戦う選手たち同様、BREXのユニフォームに袖を通す選手たちにとってはビックゲーム。3×3にかかわる選手たちが、夏の大一番を迎える。