目指すは世界No.1のクラブ FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Masters

いよいよ、本日開催!「2016 FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Masters」。世界No.1のクラブチームを決める 「2016 FIBA 3×3 World Tour」 のアジアステージ となる今大会には、日本から世界最高峰リーグとして展開中の「3×3 PREMIER.EXE」の総合1位、2位のチームをはじめ3チームが出場するほか、昨年、世界一に輝いた 「Novi Sad Al Wahda(UAE)」 など全12チームが集結する。


写真:2016 FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Masters実行委員会

熱戦の舞台は栃木県宇都宮市にある二荒山(ふたあらやま)神社前のバンバひろば。二荒山神社は、周囲が商業エリアでありながら、その中心で宇都宮の街を1600年にわたって見守ってきた歴史ある神社だ。日本らしさあふれるコートで、是非とも世界トップレベルのプレーと、日本のクラブチームが戦う姿を応援して欲しい。

また先日7月22日~24日にマレーシアで行われた「2016 FIBA 3×3 U18 Asian Championship」で、女子の3×3 U-18日本代表チームが決勝でカザフスタンを破って、初優勝を収めた。短い準備期間ではあったものの、3×3日本選手権のU-18カテゴリーで好成績を残す大阪の高校生たち(大阪府バスケットボール協会、大阪3×3バスケットボール連盟が推薦)が、見事に日本の3×3の競技で初めての国際大会の頂点に立っている。男子は惜しくも3位となったが、果敢なドライブと精度の高い2Pシュートを武器に、優勝したカタールと予選リーグで接戦を演じるなど健闘した。今度は日本の国内最高峰リーグでプレーした選手たちが、世界を相手に最高の結果を残したい!


写真:FIBA.com

開催概要
大会名称:2016 FIBA 3×3 World Tour Utsunomiya Masters
開催日時:2016年7月30日 (土) DAY1 予選リーグ 7月31日 (日) DAY2 決勝トーナメント
開催場所:二荒山神社前 バンバひろば (栃木県宇都宮市馬場通り4-1-1)

★日本勢(括弧内の都市名で出場)
・「BREX.EXE(UTSUNOMIYA)」 今季の3×3 PREMIER.EXEで前半戦(Round.4まで)を終えて、総合1位のチーム。日本の3×3シーンで先駆者であり、5年連続のワールドマスターズ出場となる落合知也を筆頭に、今年度の日本代表候補である眞庭城聖、巧みなプレーでチームを支える永田晃司といった、昨季の国内最高峰リーグを制した経験を持つ日本人3人がいる。そして注目は、今季から3×3にやってきたbjリーグで優勝経験もあるレイモンド・ニソクソン。初の3人制ながら、素晴らしいアジャストでチームを牽引し、日本人選手と息のあった動きを見せている。世界を相手に精鋭4人の活躍が楽しみだ。

・「AGLREYMINA.EXE(HAMAMATSU)」 今季から国内最高峰リーグ参戦した新興チームながら、前半戦を終えて、総合2位に食い込んだ。出場の決まっていたチームが急遽、今大会に出られなくなったため、FIBAの厳正な審査が行われた結果、出場権が与えられた。ロースターはすべて外国籍選手であるが、3人制の本格的なプレーは、3×3 PREMIER.EXEが初となる。見どころは、2メールを越えるアムジョード・シングとビクラムジート・ギルがゴール下だけでなく、シュートレンジの広さで2Pシュートを射抜き、ガードのインダルビール・ギルがドライブやパスでビックマン2人と息のあったプレーを見せる。ガードのギルのところがミスマッチとなり相手に突かれることもあるが、試合を重ねるごとにコンビネーションが深まっており、この世界大会を通じてさらなるレベルアップが期待される。

・「TRYHOOP OKAYAMA(OKAYAMA)」 昨季からリーグに参戦しているTRYHOOP OKAYAMA.EXEの選手が中心となったチーム。3×3 PREMIER.EXEの出場枠ではなく、7月中旬に開催された中国・深センの予選会で準優勝に食い込んで、宇都宮への切符をつかんだ。そしてロースターの柱は2人だ。1人目は、現在、3×3の世界ランキングで日本人最高位の比留木謙司。一昨年、昨年とTEMA KOBEとしてマニラマスターズで世界を経験するなど、大黒柱だ。もう一人は今大会のために加わったルカ・スノイだ。世界ランキングで最高27位の経験があり、現在はTACHIKAWA DICE.EXEの一員として、日本でプレーする元スロベニア3×3代表選手。この2人を軸にbjリーグでプレーしたゲイリー・ハミルトンや、ストリートボールチーム・TOKYO BEASTの点取り屋である菊地亨の4人で、世界に立ち向かう。