いよいよ本日2月22日から２日間にわたって、3×3の国内主要タイトルのひとつ、『Yahoo! JAPAN 第5回 3×3日本選手権大会』が大森ベルポート（東京都品川区）で開催される。今大会は昨年行われた『第6回 3×3 U18 日本選手権大会』と同じフォーマットで、全国各地のブロック予選を勝ち上がった男女各16チームが一発勝負のトーナメントを戦って、優勝を目指す。

もっとも、日本選手権大会の開催は2018年以来、２年ぶりだ。毎年のように目まぐるしく変化が訪れ、大会数の多い3×3にとっては、久しぶりな印象もあるのではないだろうか。今回、過去4大会の結果を振り返っておきたい。男子は3連覇の偉業、女子は同一県で女王の系譜が見てとれる。

男子

• 2018年 第4回大会
• 【決勝】TACHIKAWA DICE（福井県）17-12 上武大学（群馬県）
• 【MVP】Luke Evans（TACHIKAWA DICE）

• 2017年 第3回大会
• 【決勝】RBC東京（東京都）21-15 勉族（千葉県）
• 【MVP】鈴木 慶太（RBC東京）

• 2016年 第2回大会
• 【決勝】RBC東京（東京都）21-20 HOOPS（岡山県）
• 【MVP】野呂 竜比人（RBC東京）

• 2015年 第1回大会
• 【決勝】RBC東京(東京都）21-15 GREEDYDOG.EXE（3×3 PREMIER.EXE）
• 【MVP】鈴木 慶太（RBC東京）

女子

• 2018年 第4回大会
• 【決勝】QUEEN BEE（千葉県）19-18 GYMRATS（静岡県）
• 【MVP】佃 夏子（QUEEN BEE）

• 2017年 第3回大会
• 【決勝】勉族WOMAN（千葉県）16-8 QUEEN BEE（千葉県）
• 【MVP】磯山 絵美（勉族）

• 2016年 第2回大会
• 【決勝】QUEEN BEE（千葉県）19-12 FLAPPERS（長野県）
• 【MVP】榎本 みさき（QUEEN BEE）

• 2015年 第1回大会
• 【決勝】勉族（千葉県）14-12 Akashia α（北海道）
• 【MVP】平田 えりか（勉族）

さて、今年はどんなドラマが繰り広げられるのか？ 女子は QUEEN BEEが千葉県勢として5連覇の可能性がある。が、前回準Vの GYMRATSや女子3×3のパイオニア･REXAKT、湘南サンズやSIMONといった1月のJAPAN TOURのファイナリストたちも、初制覇を狙う 。

一方、男子は2019シーズンに国内5冠を達成したUTSUNOMIYA BREX.EXEという大本命が不在の混戦模様だ。そんな中、小松昌弘（DIME BLACK）や 西野曜 （BEEFMAN）といった3×3日本代表候補選手を擁するチームは注目。さらには4人全員が190㎝以上のTEAM TSUKUBAや、5on5の有望な若手をそろえたSIMON、3×3.EXE PREMIERで無類のチーム力を発揮したZETHREEも楽しみなところだ。

そして男子の優勝チームは、プロサーキット（Masters）への出場権が与えられる。具体的にどの大会に紐づくのか、その発表はまだないが、世界を目指すチームにとっては、喉から手が出るほど欲しいプライズであることは間違いない。オリンピックイヤーのスタートを切るに相応しい好ゲームの連続を期待しよう。

LIVE配信　2/22-23 両日12：30～